別れの予告

母が癌であると、今日告げられた。

予想をしていたので、衝撃は最小限ですんだ。

この世で一番私を理解して応援してくれる存在の人が

居なくなることを覚悟しなくては、ならない。

今年77歳になり、往生といえばそうなのかも知れないが

親孝行出来ていない私としては、とても後悔が

残りそうだ。胃癌ステージ4の少し手前とのこと。

命の期限がいつまでかは、わからないが

より多く会話をしたり、気を掛けることしかできない。

本人は治療を受ける気持ちはなく、このことについては

自由にさせてくれと言っている。その想いの半分は

経済的に生活的に、家族の負担を掛けたくない気持ちから

出ているのだと思う。

自身不甲斐なくいろんな意味で寂しい。

とても強く優しい人なので、そういったものを

少しでも見習いたい。人生で出会った人の中で

最も尊敬しているし、敬愛している彼女を

良い人生だったと少しでも 思って貰いたいと

その一点のみが、今ののぞみです。